折り紙でバラが作れる!となったら折り紙好きとしてはテンション上がりますよね。上手に折れるようになると、そのままプレゼントもできる作品に仕上がります。
折り紙のバラとの出会いは、越前和紙の里(福井県)で折り紙で遊べる場所に置いてあった、折り紙の立体バラ。遊びにきた誰かが作ったそうですが、そこにいた人は誰も作り方を知りません。一目で虜になり、「どうやって折れるんだろう」と分解させてもらって考えましたが、折り方がわかりませんでした。
その後『すてきな花の折り紙(著者:山口真)』という本に出会い、立体のバラを折れるようになりました。
最初はそれで満足していたのですが、バラ科の花びらは5枚単位だよね、五角形で折れないだろうか、と色々試行錯誤したうえ、五角形のバラを折ることができるようになりました。
今回は五角のバラを折るために必要な第一段階の、折り紙(正方形)から正五角形を切り出す方法を紹介します。
正方形から正五角形を切り出す方法
五角形を正方形から切り出すために、折り目を付けます。正方形を半分に折って、五角形の辺と交わる点をつくって、それに向けて折っていくと五角形を切り出すことができます。
一番右の図にあるとおり、半分に折った後、折り筋をつける際、辺に合わせず、少し角度をつけることで正五角形の辺に交わる点を作ることができます。
以下に写真をまじえて順番に説明していきます。
正五角形の切り出し方①折り筋(交点)をつける
折り紙を半分に折り、輪を上にして、上の紙をもう半分に折って、折り筋をつけます。その後、下図のように上に少し角度をつけて折って、先ほどの折り筋と交わるように、折り筋をつけます。
折り筋をつけるとこのような感じです。
正五角形の切り出し方②交点に合わせて折っていく
180度回転させ、輪を下に置きなおします。先ほどの折り筋の交点に右下の角を合わせております。
折った角を右の辺に合わせております(①)。
その後、下部分を線に合わせるように半分に折ります。(②)
おったら裏側に半分に折ります。
正五角形の切り出し方③ハサミで切る
折りあがったら、折り紙が開かないように注意して、線にそってハサミで切り出します。
五角形に切り出せました。
正五角形の利用
正五角形に切り出せると星型にも使えるので七夕かざりにも使えますね。
次回はバラの折り方を紹介します。
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